
新しい年になりました。片付けものに追われている間に、“紅白”以外にこれといった区切りを感じないで、新しい年を迎えていました。とはいえ、この2,3年は乗鞍で年越しをしていて、満足なおせち料理も用意していなかったので、東京で過ごす今年はいくつか手作りのおせちを用意しました。
昨日は、息子の家族と娘の家族も仕事の都合がついて一緒に夕食をすることができました。総勢8人で大賑わいでした。
娘は初めて自分で煮たという黒豆を持ってきてくれました。豆には皺もなくつやつやとして見事でした。私の黒豆と味比べです。
しかし、母親の味を娘が継いだ、ということではないのです。娘はネットで作り方を調べてそれを参考に作ったとのことです。私も毎年煮ている黒豆の作り方を母親から教わったわけではないのです。新聞に出ていた作り方を参考にして、何十年も作ってきたのです。ネットと新聞。時代の流れを感じます。でも自分で手作りしてみようという気持ちは受け継がれたのかなと思っています。
